副業でプログラマーをする際に気を付けるポイント

昨今、本業とは別に副業をして収入を増やすことは決して珍しくありません。副業にも様々な選択肢がありますが、プログラマーもそのうちの一つです。「週末プログラマー」という言葉に表れているように、平日は本業の仕事をし、土日を利用してプログラミングの副業をすることも可能なのです。

もちろん、会社の契約に背かないことや、適切な手続きをすることが前提になりますが、花形職業であるプログラマーは比較的収入が高い傾向にあるため、副業としても魅力的に見えます。しかし、副業をすることにも相応のリスクがある点には注意が必要です。まず先述のように、会社の就業規則に違反する恐れがあるということです。副業を考えている場合は、まず会社の上司などに相談し、問題がないかどうか確認しましょう。

次に、副業の収入にも確定申告が必要な場合があります。これを怠ると加算税などのペナルティが課されてしまうので、気を付けましょう。そして最も重要な注意点は、本業やプライベートに影響が出る恐れがあるということです。そもそもプログラマーは専門的なプログラミングの知識を要求するため、その習得にもかなりの時間がかかります。さらに、副業として案件を受けても、プログラミングの案件は相当の技術と労力を必要とします。

それにより、休日が心身を休める日でなくなってしまうと、プライベートな時間は単純に減少しますし、本業の効率が落ちてしまう恐れもあります。そうなってしまえば本末転倒です。将来設計や自己管理を考え、問題なく頑張れそうな場合は、副業で収入アップを目指すと良いでしょう。